20才が良いと思った昭和の歌謡曲あげてくよ
こんにちは。5月の最後の方に始めたブログも何とか毎日こそこそ更新し続けて、これで10日目、10記事目になります。うむ。やっぱりすごいテキストサイト運営さんやブロガーさんの、あの、月間アーカイブのとこ、あれ見るとしびれますねやっぱり。数年間に及んでほぼ毎日更新している人とか、ざらにいるからね。そのくらいになれば「あれ?俺って何で生きてるんだろう」とか、つまらないことに悩んだりしなくなったりするんだろうかな?わからんわ、とりあえずこの趣味全開ブログ(全開してるかどうかは微妙として)をとりあえず、飽きるまで更新してみたいと思っている所存です。
前書きが妙に長くなった。さて、うん、正直別に書くこともなくなってきてるので、ひとさまのコンテンツをただ引用するだけのアレをやります。すみませんでした。先に謝ります。
今回は「昭和の歌謡曲」をテーマに。渋い!いきなり!
なんで昭和の歌謡曲かというと、僕は一時期老人介護のアルバイトをしていたのですが、そこでやっぱり人気コンテンツだった「カラオケ」
毎回毎回おじいちゃんおばあちゃんが歌っているのを聴いていたので、平成生まれの僕が全く知らなかった昭和の歌謡曲たちを、すっかり覚えてしまいました。
いやあ、結構いい曲いっぱいあるんですね。なんだか昭和の日本!って感じのする情緒ある曲がたくさんありましてですね。これは風化させないためにも、細々と誰かが良さを発信し続ける必要があると思いましたね。テレビ局さん、がんばって。
では、そろそろ行きます。20才が良いと思った昭和の歌謡曲7曲です!
1.瀬戸の花嫁/小柳ルミ子
個人的に最も好きだったのがこれ。小柳ルミ子さんの「瀬戸の花嫁」
小柳ルミ子さん四枚目のシングルで、自身二番目のヒット曲。
小柳ルミ子さんは今でもテレビで見かけるので、八代亜紀さん、坂本冬美さんなんかと並んで、歌手であることは知っていたのですが、曲を聴いたのは老人ホームが初めてでした。
コード進行自体はかなり基本的なもので、編曲さえ変えれば現在のJPOPでも十分通用するんじゃないですか。リバイバルでモモクロとか歌ってそう。というか調べたら元AKBの岩佐さんが歌ってた。えっ同い年!?
歌詞は結婚してお嫁に行く女性と、家族の切ない別れについて。どうだろう、交通やテレビ電話など発達しまくった今の日本からはちょっと想像し辛いけど、歴史を感じます。
父さん、母さん、大事にしてね の所で首かしげるの可愛い
2.ここに幸あり/大津美子
映画「ここに幸あり」の主題歌として空前の大ヒットを記録した名曲だそうです。
本当にシンプルな日本語で、文字数も少ないですが、いつの時代・世代の心にも響く歌詞だと思います。
ご本人が最近歌ったライブ映像を見ると、ビブラートが凄すぎて超音波みたいになってた。
あと「誰(だれ)」のこと「タレ」って言ってて、これも歴史感じますね。
3上を向いて歩こう/坂本九
九ちゃんです。「上を向いてあるこう」さすがに、この曲は聞いたことがありました。「sukiyaki」という名前でアメリカでも週間チャート一位を記録している、日本を代表する名曲といえるでしょう。
ひたすら四分音符を刻み続けるベースラインに、裏で入るスネアとストリングスが、この曲ならではのリズム感を織りなしていますが、それがいっそう切ない歌詞を引き立てます。
この曲はゴスペラーズをはじめ最近の歌手にもよくカバーされていますし、若い世代と上の世代をつなぐ架け橋のような存在と言えますね。
友人のギタリストも研修で老人ホームに行ったとき、この曲を弾きがったところ受けがよかったとか。世代を超える名曲っていいですね~
4.知床旅情/加藤登紀子
続いて森繁久彌さん作曲、加藤登紀子さんお歌の「知床旅情」です。ミリオンセラーを記録しています。
あれですね、僕は、こういうシンプルでゆったりした曲を昭和歌謡に求めているかもしれません。
老人ホームにいたおばあちゃんも、「最近の曲は、なんだか難しいねぇ」と言っていました。確かに、アップテンポでトリッキーで、演奏技術の高い曲はたくさんあります。
でもねえ、なんだかYoutubeを意識して、最初の10秒でひきつける!みたいな曲も少なくないですよねえ、最近の曲は。
に比べて、この曲をはじめとした昭和歌謡曲は、いいですね。こう、自然と体が揺れますね。ベースと、ギターのアルペジオが絶妙に「海の感じ」をよく表していると思います。好きです。
5.明日があるさ/坂本九
また九ちゃんです。「明日があるさ」 これも日本人で知らない人はいないでしょう。
いないんですけど、僕が知っていたのはウルフルズのカバー版で、歌詞も全然違いました。どちらも、とても良いと思います。僕は原曲の方が好きかな。
日本人らしい何ちゃってジャズにのせて、届きそうで届かないもどかしい青春の恋心を歌った曲。ウルフルズ版は、最近の若い社員は!みたいな曲だったので、まったく違いますね。
でも最後の、「明日があるさ、明日がある。若い僕らには夢がある。いつかきっと、いつかきっと、分かってくれるだろう」というフレーズは共通していますね。「わかってくれる」のは、自分が君を好きだということなのか、はたまた、急に夢というワードも出てきたことですし、全く別のことのなのか。感じ方は人それぞれ。シンプルな言葉の中に、様々な意味を見出す楽しさを思い出します。
6.北国の春/北杜夫
個人的に、バイトしていた期間で、頻繁に山形県の山村にボランティアをしにいってまして、そこでも色々なつながりができて、第二の故郷とまでは言いませんけども、なんとなく、この曲の歌詞ともリンクしている思い出がたくさんあります。
「好きだとお互いに、言い出せないまま。別れてもう5年、あの子はどうしてる?」なんて、今の僕たちでも共感が止まらない歌詞です。僕の世代よりもう少し下は、小学生からFacebookとかで、そうでも無いんですかね(笑)
ドラム・ベース・ギター・ストリングスを除いた、楽器たち(名前わからない)から、北国の春、特に、豪雪の季節が終わって、これから春だ!みたいな感じが、とても伝わってきます。あー、ボキャブラリーなんとかしたい。
6.いつでも夢を
この曲はあれですね、2013年の連続朝ドラマ「あまちゃん」でも何度か登場しました。橋幸夫さんご本人も、ドラマの中に出てましたね。
あんまりドラマでは、この曲については取り上げられませんでしたが(テーマ曲・潮騒のメモリーが強かったね)、いや、個人的にはこの曲の歌詞のすごさを取り上げたい。とても。
冒頭の「星よりひそかに、雨よりやさしく、あの子はいつも歌ってる」という言葉からすごい。
今まで僕が聞いた曲の冒頭の歌詞では、
buzzGさんの「かくれんぼ」で「世界中のオレンジを、思い切りこぼしたような空」
が一番秀逸な冒頭だったのですが、この曲を知ってから、ぐぬぬ、拮抗しています。個人の感想です。
曲のタイトルはFUNKY MONKEY BABYSが5シングル目くらいで、それなりのアップテンポの曲で出してそうなものですが、歌詞は意味が深そうで、冒頭が秀逸で、いいですね。星より静かに、雨よりやさしく。いいですね。好きです。
7.見上げてごらん夜の星を
最後になります、九ちゃんです。ほんと、九ちゃんばっかでアレなんですけど、それだけ、良いということです。
この曲をはじめて聞いたのは小学校の音楽の時間でした。九ちゃん!あなたの曲は平成の音楽の時間でも教えられてます!しっかし歌うめえな!
あれですね、歌謡曲って全般的に言えることだと思うけど、構成がいいですね。短くて。
現在のJPOPやら何やらの主流は、Aメロ、Bメロ、サビ、二番Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、サビ......って多すぎない?覚えること。大丈夫?一曲5分以上がざらだけど?ライブで間違えちゃったりしない?
とりあえず僕たちはカラオケのあの歌詞の出るやつがないと、全部歌えない。ことが多い。fanaticなアーティストは別として。
ところが、どっこい、昭和の曲は、一番、二番と。シンプル。サビも何もない。全部がサビ。この曲も一番→Bメロ→二番と、そんな感じですかね。その分、すぐ終わっちゃうけど、おなか一杯になることはなく、余韻がじんわりと広がる。案外、曲は3分くらいがちょうどいいのかも。
さて、書き切りました。以上が20才の僕が良いなと思った、昭和の歌謡曲ベスト7です。ちなみに母数は40曲くらいです(少ない)。あと、ひばりさんの「川の流れのように」や、赤い鳥の「翼をください」などなど、微妙に、老人ホームに入ってる皆さんの世代でない曲は、今回は外してます。昭和後期なのかな?僕もあんまり詳しくないですが。気が向いたら漁ってみます。
最近の曲に疲れてしまった方は、いったん歌謡曲を聴いて落ち着いてみるのもいいかもしれませんね!それではまた!