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guranotime

趣味全開

留学中、友達に作る日本料理は「すき焼き」で決まり

料理 留学 雑感
留学中、友達に「日本料理作ってよ」なんて言われることもきっとよくあると思います。

彼らのうち実に98%が、寿司を期待しています。

でも正直、ヨーロッパだとあまり具材が手に入りません。
米、お酢、しょうゆ、のりは売っていますが、こちらでは寿司=巻き寿司で、ネタはサーモンしか売っていません。しかもスモークサーモン。

で、やっぱり寿司=色とりどりの握りだと思っている一般的な日本人としては、つまらないのです。ほんとの寿司はさァ、もっとこう、違うんだよ!レパートリーがあって!と苦しい言い訳をすることになりますし、そもそも内陸ヨーロピアンはイカなどの魚介が嫌いなので無理です。

彼らのうち実に90%以上は、肉が好きです。

ということで、やっぱり肉料理がよいのです。日本の伝統的(?)な肉料理といえば、肉じゃが・すき焼き・しゃぶしゃぶのうちのどれかになります。そのうちもっとも食材が手に入り安く、簡単に作れるのが「き焼き」です。高いですが、牛肉なので喜んでもらえます。ということで、留学中で友達に作る日本料理は、すき焼きに決定いたします。(ちなみに人数が2人〜5人程度までの場合で、それ以上は知りません)

で、今回は海外で手に入るものだけで作るザックリとしたレシピをご紹介します。

つい先日友人2人と一緒に作ってみました。割り下からすき焼きを作るなんて初めての経験だったのでうまく行くか心配していましたが、予想以上に美味しかったし、いつも常に正直すぎて辛いあの友達の反応も良かったと思います。

その時に写真取ればよかったんですがすっかり忘れてたので、全て「絵」で解説していきます。材料は3人前。

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①まず割り下を作ります。図の通り、全てを小鍋に入れて、沸騰させます。味を確認してみて、しょっぱ過ぎたら砂糖を足していくスタイルで。甘すぎるくらいでいいと思います。
普通はみりんを使うみたいですが、手に入らないので、酒+砂糖で代用しています。沸騰させるのはアルコールを飛ばすためです。


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②具材を切ります。白菜は手に入ったり入らなかったりなので、ダメだったら泣く泣く、キャベツ(ふわふわしたタイプの)で代用します。ネギと人参だけは譲れません。

牛は、ローストビーフと書かれたリブロース肉を使いますが、ヨーロッパのスーパーには基本、薄切り肉が売っていないので、自分でスライスします。表面だけ少し凍らせるとスライスしやすくなります。日本のレシピだと一人200gとなっているので、一人250g〜350gを目安にするといいと思います。彼ら女の子でも山のように食います。

他には春雨も手に入るかなと思います。中国っぽいやつ。こんにゃく、豆腐、春菊、ほうれん草はあんまり見たことありません。とりあえずネギと人参をメインに、多少の欠損は諦めましょう。

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切り終わったらフライパンでネギ→肉の順番で軽く炒めたあと、他の具材と割り下を入れて、軽く煮込みます。
割り下、具材ともに全て投入ではなく、5,6割程度で。肉は3,4割かな。

人参が柔らかくなったら準備完了です。

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ちゃんと「食べれる」生卵の、「黄身だけ」を使用します。ヨーロッパでは生では食べられない卵がたくさん売っていますし、彼らは基本、生の白身が大嫌いみたいです。気をつけましょう。
で、机の上で温める手段が必要ですが、小さいIHヒーターか、キャンプ用品かなんかを借りられるといいかな。なかったら、最悪最後まで煮込んで机にフライパンをドーンと置くか、もう取り分けてもいいと思います。
一応、ヨーロッパにもフォンデュという文化がありまして、大きい鍋をそれぞれ箸でつつきあうのも、そこまで抵抗があるわけでは無いそうです。

食べながら、肉や具材を投入していますが、彼ら食べるペースが早いので、がんばりましょう。
鍋奉行」ならぬ「NABE LEADER」というシステムを最初に説明して、追加のタイミングは自分でコントロールするといいと思います。
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最後に生麺のうどんを入れてシメます。が、売ってないところの方が多いので、乾麺のうどんを別で茹でたり、コメでシメるのもいいと思います。

ちなみに料理で使いきらなかった日本酒は、普通にサケとして飲めるので、料理と酒文化を同時に教えられてラッキーです。


こんな所でしょうか。ちなみに味は日本で普通に食べるすき焼きと同じ味で、うまく行ったので、よかったです。
「中華料理はだいたい辛かったけど、この日本料理は甘くて美味しい」という感想をもらいました。僕もそう思いました。

いちおう高級料理ですので、割と高くつきますが、こちらでも頻繁に食べられるSUSHIより喜んでもらえます。
それでは、今回はこれで。